ナースになったきっかけと、当院への入職動機はなんですか?
小さい頃から人助けをする職業に就きたいと考えており、レスキュー隊に憧れていました。しかし、小学校6年生の時、ICUでの入院を経験し、担当してくれた看護師さんの影響で、“看護師”という職業にも興味を持つようになりました。そして、日々テレビ放映される災害現場で活躍する看護師の姿を見て、「自分も災害現場や救急の現場で働きたい、そしてドクターヘリのフライトナースになりたい」と強く思うようになり、看護師を目指すことに決めました。就職活動の際には、ドクターヘリがあることと、インターンシップで体験した院内の雰囲気の良さに惹かれ、当院への入職を決めました。
いまはどちらの病棟でどんなお仕事をしていますか?また、休日はどのように過ごしていますか?
救命救急センターで働いています。患者さんの多くは事故・事件などに遭遇し、あらゆる部位の外傷や骨折そして大量出血、他に薬物中毒など緊急を要する方ばかりです。また、救急処置だけでなく、日常生活の状態に早く戻れるように患者さんの家族への援助も行なっています。 休日は、同期でよく食事会をします。季節に応じてスノーボードやBBQなども行きます。温泉も好きで週一回、1人温泉を楽しんでいます。最近の一番のストレス発散法は、同期とサッカーゲームで勝負することですかね(笑)
これからの目標や将来の自分像について教えてください。
1年目は業務に慣れることに必死で患者さんと話す事にゆとりがなかったですが、いまは2年目になり業務や病院のシステムなどにも慣れ、少しゆとりを持って話せるようになりました。そして患者さんの思いや悩み、不安の傾聴(受容、共感)も出来るようになれたかなと思っています。 今後の目標ですが、まず日々の看護や急変時に正確かつスピーディな対応が出来るような看護師になることです。そのためには、日々「なぜ?」と疑問に思うことを忘れず、解決する為の知識技術を習得できるように勉強を重ねたいと思います。 将来は、災害や事故現場での応急処置の対応だけでなく、患者さんの家族の立場も考え、寄り添えるような看護師でありたいと考えています。
これまでで最も印象的だったエピソード、もしくはこんな経験をしたおかげで成長できたという出来事はありますか?
2年目のある日、患者さんから「あなたが担当でよかった」と言われました。その患者さんとは深くコミュニケーションをとり自分でも一生懸命関わっていました。ですから、その一言をいただけたことは、信頼関係が築けた証だと感じ、とても嬉しかったです。そして、自分が行っていた看護は「間違いなかった、成長できた」という自信にもつながりました。 また、このような様々な経験を経て、院内の後輩看護師たちに向けてスピーチをするという大役に任命されたこともあります。 もともとは人と話すことや人前で話すことに苦手意識を持っていた自分が、こんなに成長できたことに自分自身びっくりです!
いま、当院に興味を持ってホームページを見てくれている皆さんにメッセージをお願いします。
働くということは大変なことですが、働きやすい環境かそうでないかによって、その大変度合も大きく変わると思います。自分が経験した働きやすさとは、設備だけでなく人間関係の良さなのではないかと感じています。 日本医科大学千葉北総病院の先輩方は、新人が不安に思っていることに対し一緒に考え助言をしてくれます。この病院はそういう“働きやすい”環境が整っていると思います。 皆さんも、この“働きやすさ”を体験してみませんか? 僕を先輩にして下さい。一生懸命フォローします!