千葉北総病院 看護部長挨拶
「ナースコールを鳴らさない看護」「患者さんの心と響きあえる看護」に向かって、常に患者さんを第一に考え、患者さんの気持ちに応えて、患者さんと共に歩む看護を目指しております。
千葉北総病院は、1994年(平成6年)1月26日に印旛の地に開院され、地域中核大学病院機能を基盤に、高度急性期医療を展開しています。開院当時、53床で開始した入院病床は、現在、認可病床の574床まで拡大しています。
千葉北総病院は、基幹災害拠点病院と地域がん診療連携拠点病院の役割を担っています。当院は、基幹災害拠点病院として千葉県より指定されており、災害時における医療救護活動を積極的に行い、災害時における重症患者さんの適切な医療と看護を行っています。そのため、私たちは、院内で実施される様々な災害時のトレーニングや大規模訓練などを定期的に行っています。また、地域がん診療連携拠点病院として、患者さんや家族に質の高い看護提供ができるよう、専門看護師や認定看護師を中心に、看護師への教育を行っています。
当院は、2021年5月に訪問看護室を開設しました。訪問看護室の看護師は、退院した患者さんが、可能な限り居宅で自立した生活を営むことができるように、また、心身の機能の維持回復を目指せるよう支援しています。
私たちは、「ナースコールを鳴らさない看護」を看護実践の価値として、患者さんの生命と権利を尊重し、常に思いやりと優しさを持って患者さんや家族に寄り添い、信頼される看護を実践しています。そのために私たちは、看護師個々人がスキルアップできるよう、看護部内で教育体制を整え、高度な知識や技術を習得できるよう支援しています。さらに、私たちは、看護師がそれぞれの部署で心身ともに健康で、自身が目指す看護師に成長できるよう、働きやすい職場環境を整えています。広大で緑豊かな千葉北総病院で一緒に看護を実践していきましょう。